■ブライダルチェック 結婚前にHIV（エイズ）・クラミジア・カンジダ・梅毒などの感染症や、子宮頸がん、子宮筋腫、卵巣腫瘍等自分の健康、そして幸せな妊娠・分娩に影響する婦人科的病気が無いかチェックすることをブライダルチェックと言います。 検査法には「問診」「内診」「血液検査」「尿検査」「超音波検査」があります。 診療内容 �@問診 最近の月経状況、アレルギー、感染症など   �A内診   子宮・卵巣、膣・外陰の視診・触診   性交の経験のない人や希望しない場合にはしません。  �B血液型   採血によるABO、Rｈ  誤って記憶している場合があるため  �C風疹抗体検査   採血による  妊娠中に風疹に感染すると胎児に先天異常が起こる可能性があります。検査して抗体が無かった場合はワクチン接種が必要ですが、生ワクチンのため2ヶ月間の避妊が必要です。  �D梅毒検査   採血による   最近潜在的な感染者が増えているようです。性交のみならず、胎児感染もあるので、妊娠前の検査が必要です。  �EHBｓ抗原検査   採血による。 B型肝炎ウイルスの有無をみます。  無症状のウイルス保持者（キャリア）は日本に約３００万人はいると云われています。分娩時の母子感染に注意です。  �FHCV抗体検査   採血による。 C型肝炎ウイルスの感染を調べる検査。  無症状ですから、キャリアのまま放置すると慢性肝炎から肝硬変、さらに肝臓ガンに移行する可能性があります。治療法が確立しているので検査が重要です。  �GHIV-1,2検体検査   採血による   HIV（エイズ）の感染の有無をみる検査 �Hクラミジア抗体検査   採血による   過去のクラミジア感染について調べる検査です。陽性であれば知らないうちに卵管炎にかかっており、不妊の原因となっているかもしれません。  �Iクラミジア抗原検査   膣分泌を調べます。現在かかっているかどうか、他人に感染させる状態かどうかが判ります。  �J尿検査  膀胱炎、糖尿病、腎臓の機能の簡易検査です。    �K超音波検査  子宮や卵巣の発育の状態、子宮筋腫、内膜症、卵巣嚢腫など無いことを確認します。   �L内分泌機能検査   採血による   排卵機能、妊娠機能に関する検査で、月経不順や不正出血、冷え症がある人は受ける必要があります。  �M卵巣予備能検査 （抗ミュラー管ホルモン：AMH) 採血による  卵子の数は限られていて個人差があります。３５歳以上の人は自分に残された卵子の数の目安（卵巣予備能）を知っておく必要があります。 ■料金（2023年3月　現在） �@〜�K  約25,000円  希望する検査内容により増減あり　 �L  約2,000円〜3,000円　　　　　　  基本保険診療 可 （一部健康保険対象外のものあり) �M  7,810円

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